20-1.チェーンに作用する張力の計算式
(水平搬送)

20-1.チェーンに作用する張力の計算式
(水平搬送)
記号説明及び単位
チェーンに作用する静的張力[kgf] T1=1.35*M*L1 [kgf]
T1=



T2=(L-L1)*M*f1+T1 [kgf]
T2=



T3=1.1*T2 [kgf]
T3=



TMAX=(W+M)*f1*L+W*f2*L+T3 [kgf]
TMAX=
TMAX:チェーンに作用する静的最大張力 [kgf]
M:可動搬送部の重量(チェーン*条数、バケット、エプロンなどの重量) [kgf/m]
L1:カテナリ部長さ [m]
L:スプロケット中心距離(水平方向)[m]
f1:チェーンとガイドレールとの摩擦係数
W:搬送物の単位長さ当りの重量 [kgf/m]
f2:アキュームするとき、搬送物とチェーンとの摩擦係数
駆動モータの所要動力の計算
kW=TMAX*V*α/(102*60*η)
kW=
TMAX:チェーンに作用する静的最大張力 [kgf]
V:搬送速度(チェーン速度) [m/min]
α:モータ安全率
η:駆動部の機械伝動効率
駆動モータの減速比の計算
K=Z1*P*Z2/Z3*R/V/1000
K=
(K:モータの減速比)
V:搬送速度(チェーン速度) [m/min]
Z1:コンベヤチェーンスプロケットの歯数
Z2:駆動軸スプロケットの歯数
Z3:モータ軸スプロケットの歯数
R:モータの同期回転数
  60Hz:1800 RPM
  50Hz:1500 RPM

P:チェーンピッチ[mm]

チェーン張力及びモータ動力計算説明図


モータの減速比計算説明図